建国高校生が育てた無農薬野菜を 子ども食堂「しま☆ルーム」に伝達 ~子どもたちの大切な食事に役立てて~

本校生が建国農園で育てた無農薬野菜を子ども食堂に伝達する取り組みが2月7日、大阪市中央区でありました。

本校では、およそ15年前から兵庫県さのう高原の農園をかり、「建国農園」として生徒たちの自然体験を続けています。高校入学時のオリエンテーションで現地を訪れ、農家の皆さんに協力してもらいながら味噌づくりに取り組んだり、植え付けや、雑草抜き、間引き、収穫などの農業体験をしたりしています。収穫物はナンジャン(本校で行う地域交流のまつり)等で販売してきましたが、より社会に貢献する方法はないかと考え、子ども食堂へのプレゼントを考えました。

この日生徒会代表らが訪れたのは中央区島之内の『しま☆ルーム』。毎週水曜日に子どもたちに居場所を提供している子ども食堂です。ここでは地域を中心に就学前幼児から中学生らが通い、夕食提供と宿題支援に取り組んでいます。さまざまな理由から孤食が日常的になっており、食生活が乱れがちな子どもたちにとって貴重な安心安全の場所となっています。

「しま☆ルーム」代表の福井潤一郎さんは会社経営などを経て引退された後、社会貢献のためにと子ども食堂の開設を決意された方です。社会福祉協議会などとも相談されながら、中央区島之内にベースキャンプをはり、子ども食堂を昨秋オープンされました。

今回はたまねき、白菜、だいこん、そして手作りの味噌を伝達しました。福井さんは「野菜の値段が高騰しているなかとてもありがたい」と喜んでくださいました。生徒会長の鄭賢浩君は「農園活動が社会に役立てるとは思っていなかったので、この経験をぜひ他にも知らせたい」と語りました。

この日は、一緒に食事もいただき、子どもたちとふれあい、メディアの取材も入りました。近々、その様子が記事として配信される予定です。農園活動に取り組む学校は多いので、本校の取り組みがモデルとなり、他校にも子ども食堂との連携のアイデアが広がるきっかけになればと期待しています。