雨の運動場とサッカーボール

今日は幼稚園の卒園生、建国小学校1年生の話。

小学1年生の我が卒園生たちが雨の運動場を指さし、

「ソンセンニム!あそこを見てください、僕たちのクラスのボールです。」

「取ってきてください」と。

昨日、遊んでいてしまい忘れたサッカーボールです。

「傘をもって取りに行く?」と聞くと

「ソンセンニムが教室で待っててと言ってました。」とのこと。

そこで、雨でぬかるんだ運動場のボールを拾い、水洗いをし、1年生の教室に行くと

「わ~!」と取りに来る子どもたちを「ちょっと待って」と止め、

黒板にボールの気持ちを書きました。

「これを読んで、どうやってボールを迎えに行ったらいいか、考えてね。」

と、ボールは担任の先生の机の下に置きました。

……………

僕の名前はサッカーボール。

友だちは建国小学校1年生のみんな。

昨日、いっしょにあそんだあと、

ぼくをひとり置いて帰ってしまった。

雨がふって

さむくて、

よる、ぼくは一人泣いた。

………………

さあ、1年生たちはどうやってボールを迎えに行ったのでしょうか。

あす、聞いてみようと思います。

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