干し柿の向こう

11月の末に干し柿づくりをしました。

「あたご柿」をむくのに、今年は最新兵器の皮むき器を買ってチャレンジ!

大きな柿をガシッと串状の突起にさし、レバーをくるくると回せば

なんと、あっという間に皮が空を舞うようにむける…はずだったのが

柿の重さに負けて串から柿がボテッと落ちてしまいました。

結局、今年もいつも通り、ピーラーや包丁で一つひとつ子どもたちの手を取り

一緒に剝いたのでした。

廊下に干した柿のカーテンがどのお部屋からも見えます。

干し柿の向こうには園庭で熱心に遊ぶ子どもたちの様子が見え、

なんだか絵本に出てくる妖精たちの一場面のようです。

あれから2週間、いい具合に渋も抜けておうちに持って帰りました。

天然の伝統のおやつの味はいかがだったでしょう。

見てくれとは違い、ほっぺが落ちそうな天然のあまーい味に

子どもたちは魅了されたようでした。

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