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特別講演実施

2018.11.30 中学・高等学校

11/29(木)

小寺隆幸先生をお迎えし、中学3年生及び、高校1・2年生を対象に特別講演を行いました。

小寺先生は京都橘大学の元教授(16年定年退職)であり、現在、チェルノブイリ子供基金理事、「原爆の図」丸木美術館の理事長をお勤めの方です。
教育の現場で数十年働かれて後、大学で教育学について研究を行いながら、様々な国際的な取り組みをしてこられました。

1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故以来、ウクライナとベラルーシの放射線汚染地域に取り残された人々、特に子どもたちを中心に救援活動を行い続けてこられました。その団体の活動はウクライナ政府から功績が認められ、オリガ勲章や大統領からの感謝状が贈られるなど、国際的に高い評価を得ました。

原発事故の問題に向き合い、子どもの人権を守ることを通して、ウクライナ・ベラルーシとの「橋架け」を担ってきた経験と実践を踏まえて、国際的な「橋架け」に必要とされていることについて語っていただきました。