本校では、新型コロナウィルス感染予防対策として、今年2月からマスク、消毒剤の備蓄
を始めましたが、ご存じのように入手が困難な状況が今日でも続いております。
3月の臨時休校と緊急事態宣言を受けた現在の臨時休校で、これまでは児童生徒たちが
全員学校に登校する機会が少なかったので、幸いにマスクの件で校内が混乱することは
ありませんでした。
いつ学校が正常に再開するかは全く不透明な状況ですが、子どもたちの感染予防
のために当分の間は校内ではマスク着用が必須条件となります。しかしながら、
マスク入手が困難な状況が続いており、各家庭でもマスクの入手は難しく、学校
の備蓄も充分ではないので心配をしていました。
そのような中、4月中旬以降に各方面から
「子どもたちのために使ってください。」
と、たくさんのマスクを提供していただきました。
在日本大韓民国民団中央本部様、白頭学院校友会様、白頭学院副理事長様、
中学校1年生保護者様、更に韓国の企業様からもマスクの提供や、
韓国教育部様からは子どもたちの感染予防対策費用をご支援いただきます。
また、幼稚園の保護者からマスクを保管するケースの提供もありました。
更に、4月から始まった臨時休校の際、女性の先生方が
「手づくりマスクを作ろう」
「学校が再開したとき、マスクがない生徒が可哀そうだ」
と、時間を見つけては家庭科室に行きミシン作業をしていただいています。
目標は500枚。再利用可能なマスクです。
本当にありがとうございます。
皆さまのお心遣いに心より感謝申し上げます。
ご提供いただいたマスクは子どもたちの感染予防と安全第一を優先して、
有効に使わせていただきます。
お心遣いをいただいた皆さまの今後の更なるご活躍と、ご安寧をお祈り申し上げます。