今年度4月から、高校生徒会会長が中心となって学校の玄関に立ち、登校してくる園児、児童、生徒たちににこやかに挨拶をする活動を始めました。

　初めは1人か2人の固定の生徒で始まったこの活動、最近は高校生の仲間が一人、2人、3人、4人と集まり、小学生も遊びながら加わったり、とあいさつの輪が広がってきています。

　「ちょっと私もやってみようかな」とトライする人、「今日は試験があるからまた明日参加するわ」という人、強制でもなく、結構ゆるゆると参加できる雰囲気がいいなあ、と毎日見ながら思うのです。

　しかし、そのなかでやはりもっとも素晴らしいのは、ほぼ一日も休まず毎日立ち続ける生徒会長の存在です。何でもないような小さな試みですが、継続することは本当に難しいことです。それが、建国生の一日の始まりを爽やかにし、そして仲間を増やし、その輪が少しずつ広がっていく様子を見るにつれ、私もまた心を動かされます。

今日は小学生も加わって、一緒にお兄ちゃんたちの周りをくるくる回りながら、一人一人に挨拶をしていました。