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<高校生徒会防災班>住吉区総合防災訓練に参加しました
2025.11.08 生徒会 高等学校
11月8日、本校が所在する住吉区の総合防災訓練が行われました。来年、2026年は東日本大震災から15年という節目の年を迎えますが、本校で学ぶ園児・児童・生徒の多くは、大規模災害で実際に被災した経験はありません。そのため、「災害」はどこか遠い出来事に感じられがちです。
では、もし実際に被災したらどうするか。
その問いを胸に、高校生徒会・防災班は山之内小学校に訓練開設された災害時避難所を訪れ、一連の流れを体験しました。

まずは入所手続き。

続いて、被災現場で役立つロープワークに挑戦。








この体験を通じてただ「助けを待つ」のではなく、誰かと「助け合う」ための意識を高めました

訓練のまとめでは、災害対応の第一線で豊富な経験をお持ちの講師の方に、東北大震災で被災した釜石市・大槌町の事例、さらには熊本地震や大阪北部地震の教訓についてご講演いただきました。
お話の中で強調されていたのは、「季節や時間、場所に囚われない危機管理の重要性」です。
災害をむやみに恐れず、怖がることなく立ち向かうためには、日頃からの備えが不可欠であることを学びました。
「災害は忘れた頃にやってくる」
この言葉を胸に、校内での防災活動を一層充実させていきます。
