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伝統芸術部 公演記(広島編) ~1日目~
2021.10.26 中学・高等学校
皆さん、この慰霊碑をご存じでしょうか?
韓国人原爆犠牲者の慰霊碑です。
台座の亀は祖国である朝鮮(ソウル)の方向を向いていて、被爆で祖国韓国に帰れなかった多くの魂をその背に乗せ昇天させるといわれています。今回、私たち伝統芸術部は広島民団から招待を受け、10月23日、24日の日程で広島を訪れました。
10月23日、伝統芸術部の忙しい一日が始まりました。
建国オープンスクールのオープニング舞台として、多くの方々に私たちの公演を見ていただき、大きな拍手をいただきました。
また、クラブ体験では未来の新入部員候補の皆さんに、チャンゴとポナ回しを体験していただきました!!でんげいの仲間が増えることを部員一同楽しみにしています!!
オープンスクール公演後、いよいよバスに乗り込み広島へ!!
五時間近い長い道のりでしたが、広島への期待であっという間に到着、まずは韓国人原爆犠牲者慰霊碑を訪れました。慰霊碑前で建立への想い、経緯を聞き大変勉強になりました。特に「台座の亀は、多くの被爆者の無念を乗せ、祖国韓国を想いソウルの方角を向いている」というお話はとても胸に残っています。そのあと、慰霊碑の前で「鎮魂の舞」をおどり、アリランを歌い、非業の死を遂げられた皆様に手を合わせ、お祈りさせていただきました。
その後、広島民団で「次世代交流会」を行いました。
まずは、原爆犠牲者についてのお話をさらに詳しくききました。いろいろなお話を聞き、改めて原爆の恐ろしさや、平和の大切さを学びました。広島民団で韓国語を勉強されている中学生、高校生の韓国語スピーチを聞きました。皆さん、とても上手で驚き、自分たちももっともっと韓国語に励もうと改めて思いました。また、広島の高校生のみなさんがK-popダンスを披露してくれ、とても楽しい時間をすごしました。
そして夕食は広島お好み焼きをごちそうになりました!!
朝早くから忙しいスケジュールだったのですが、アツアツのお好み焼きを食べ、とても元気が出ました!!
いろいろなお話や交流を通して、たくさん新しいこと知ることができた1日になりました。
2日目の公演に向けて、ホテルでぐっすりと休みました!!
伝統芸術部 広島遠征記 ~2日目~ につづく、、、