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伝統芸術部 公演記(広島編) ~2日目~

2021.10.27 中学・高等学校

2日目の朝、朝食を食べ、いよいよ公演会場に向かいました。

公演会場に荷物を搬入し、練習に臨みます。練習時間は限られていたので、私たちが練習に集中できるようにアボジ、オモニが、荷物の搬入から、太鼓の準備までしてくださいました。

いつもいつも、私たちが公演に全力で取り組めるように応援してくださるアボジ、オモニには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

リハーサルを見学されていた、広島民団の方々が涙を流しながら本当に素晴らしいとお声がけくださいました。

昼食をとり、衣装を着て、いよいよ本番直前。

久々の公演に緊張が高まります。

一曲目はプチェチュムと建国プクノリのメドレーです。どちらも伝統芸術部で伝わり続いている作品です。優雅なプチェチュムと力強い太鼓の音が響き渡るプクノリ、会場の皆さまに大きな拍手をいただきました!!!

二曲目は「夢舞」です。古くから伝わるものを現代の若者が演じることによって生命感あふれる新しい伝統芸能へと再生し、「古」と「現」のセッションを現したこの作品は伝統芸術部の代表作品で世代を経て今でも進化し続けている作品です。15分の作品ですが、会場からは絶えず拍手が響き、最後のアリランの演奏では会場の皆さまの口ずさみ、会場が一つになりました!!

会場を去る観客のみなさまから、「よかったよ」「すごかったよ」というお声をたくさんかけていただき、本当に今回の広島公演に参加できてよかったなと思いました。

広島民団の団長から、これからも伝統芸術部との縁を絶やさず続けていきたいといううれしいお言葉をいただきました!!

1泊2日と短い遠征でしたが、いろいろなことを学ぶことができました。

コロナが落ち着き、公演活動が少しずつ再開しています。

現代の朝鮮通信使を目標にもっともっと練習に励み、これからも少しでも良い公演ができるように努力していきます。

これからも応援よろしくお願いいたします!!

伝統芸術部 部員一同

伝統芸術部 広島遠征記 ~完~