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「親（１）」　（2022.8.20.）

2022.08.20 校長ブログ

子ども達が、まだ小学生の頃、教員という職業柄、夏休みの間は家にいることが多かったです。というわけで家にいると、子ども達と毎日顔をつき合わせることになり、手伝い（そうじ、食事の準備など）や、勉強（宿題など）を進んでしてくれているときはそうでもないのに、ダラダラ、ゴロゴロしているのを見ると、ついあれやこれやと、言ってしまうのをなるべく我慢してみました。指図されずに自分たちで考えて行動してほしいのと、休むための休みなのだからやりたいようにさせてみようと思ったからです。それでも２回に一度くらい我慢できた程度だったと思います。

　遊ぶときには、親子一緒に大いに遊びました。年齢の近いいとこたちが多く、あちらこちらから大阪に来てくれて、一緒に花火やプール、キャンプなどに行って遊び、子ども達は大満足だったようです。

　子ども達に影響を受けたこともいくつかありました。上の子二人がキャンプでお兄ちゃん達に将棋を教えてもらって帰ってきました。色々楽しいプログラムがあったようですが、何より将棋がおもしろかったということで自分達のこづかいで将棋セットを買ってすっかりはまっていました。私も息子から、将棋のやり方を教えてもらい対戦してみました。恥ずかしながら、それまで、ちんぷんかんぷんだった将棋なので、相手が小学生（３年）とはいえ、勝ったときには思わずガッツポーズ！でした。

もう一つ、子ども達が自分達のこづかいで買いそろえている漫画を１巻から１４巻まで一気に読ませてもらいました。コミックなんて学生のころ以来でしたけど、なるほど少ないこづかいをためて一冊、二冊とそろえてきた訳がわかったような気がしました。子ども達は何度も繰り返し読んでいるのでセリフを覚えてしまい、登場人物になりきってしゃべっているのを見て笑ってしまいました。ちなみに題名は「ONE PIECE（ワンピース）」といいます。（現在103巻まで発刊）