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CK McClatchy高校との交流
2023.07.06 高等学校
今回、総合探究の活動の一環でアメリカのカリフォルニア州からCK McClatchy高校(日本語学科)の生徒17名と交流することになりました。
建国生たちは本番に向けてたくさん準備をしました。タイムスケジュール調整や企画書作成、英語での台本作成など多岐に渡り全て一から生徒たちが行いました。
たくさんの準備をし、いよいよ当日です。建国の門をくぐるMcClatchyの生徒たちは、建国生手作りのウェルカムボードを見て笑顔がこぼれていました。
開会式の後に建国生とコミュニケーションを交えながら一緒に給食(ピビンバ)を食べました。建国の給食のおいしさにとても感動をしていました。
教室に移り建国からは韓国の文化、民団、本校について、McClatchyからは地元紹介と学校紹介をしてもらいました。
その後お互いを知り、緊張を解くために名前と誕生日を覚えるアイスブレイキングゲームを行いました。聞きなれない他国の名前を覚えようと一生懸命励んでいる様子でした。
その他にも福笑い、折り紙教室、ハングル教室を行いました。活動を通して英語や日本語でコミュニケーションを図り仲睦まじくゲームを楽しんでいる姿が見られました。
ハングル教室では、ハングルの仕組みを理解し、建国生に教えてもらいながら自分の名札を作りました。福笑いでは、日本語や英語で指示をし非常に盛り上がっていました。
交流会を開始したときは、 McClatchy生は日本語にたいして、建国生は英語にたいして自信がなくぼそぼそと照れくさそうに話していましたが、様々な活動を通してどんどん積極的に発話する様子が見られました。
活動後、建国生からアンケートを取ると興味深い回答結果が得られました。
「活動前に比べて、英語に対する自信はついたか」という質問に対し、75%の生徒が「ついた」という回答しました。一方「もっとこうすればよかった…などはありますか?」という質問に対して
「会話のレパートリーを増やしておけば良かったということ」
「もっと自分の知っている英語で自分の事を話せればよかったと思いました。」
「普段から英語で会話する機会を増やして、英語で喋る抵抗感を少なくしたい。」
「もっと勉強してからしたかった。」
「英語を勉強すればよかった」
「自分でも喋りながら文法の間違いに気づいたので、もう少し文法や単語を頭の中で考えて話せばよかったなと思う。」
という回答が返ってきました。同年代の生徒と実際に英語で会話したことで、英語の勉強の必要性を身をもって経験したことがアンケート結果からわかりました。つたない英語で伝わった感動や、うまく伝わらなかった悔しい気持ち全てはかけがえのない貴重な体験となったことと思います。
これからの生徒の活動、成長に期待しています。
⇩は生徒からのアンケートです。