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済州道からやってきたトルハルバン
2024.09.28 高等学校 中学校 中学・高等学校 校長ブログ
本校の玄関横、ちょうど交差点の角に位置するところに大きなトルハルバンが立っています。
およそ10年ほど前、本校ともゆかりの深い韓国済州島からやってきて、本校に寄贈されました。「トル」とは石、「ハルバン」とはおじいさんと直訳されますが、およそ10年ほど前、本校ともゆかりの深い韓国済州島からやってきて、寄贈されました。「トル」とは石、「ハルバン」とはおじいさんと直訳されますが、火山島である済州島には火山石がたくさんあります。それを素材に作られたトルハルバンは素朴な姿でその村の入り口に立ち、悪運を追い払う守護神として大切にされています。本校では、四季の花が豊かに咲く、遠く済州島の自然を望むように、幼稚園の先生方が花を絶やさず植えてくれています。
一時、よく見知らぬ方が集まって写真を撮っている風景があり、何事かと思っていると〇〇モンGOのポイント地点になっていたとかいう話もありましたが、日常的にはご近所をお散歩するご高齢の女性が手を合わせる敬虔な姿も見え、感動してしまうことがあります。このトルハルバンに見守られ、今日も子どもたちが元気に学校に通います。感謝、感謝です。