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高1「ピースおおさか」訪問
2019.06.22 高等学校
6月20日に、高校一年生全体で「ピースおおさか」に訪問しました。
一年生は授業を通して、飛行機が開発されて以降私たちの生活が豊かになっていく一方、空爆によって今も昔も世界各地で多くの一般市民が被害を受けてきた歴史を学んでいきました。その中でも、第二次世界大戦中に大阪で行われた空爆(大阪空襲)について調べてきました。そこで、「ピースおおさか」に訪問し、私たちが住んでいる大阪が破壊されていく様子を想像しながら歴史的な展示物を見て、より一層、戦争と向き合って深く考える機会になりました。
さらに、実際に空爆を経験された伊賀孝子さんのお話を聞きました。伊賀さんは空爆によってご自身が大火傷を負い、母親と弟をなくしました。生徒たちは熱心に話を聞いて、一人一人の命が亡くなる悲しさ、そして命の尊さを身に染みて感じている様子でした。最後に、代表の生徒が伊賀さんに「私たちが平和に向けてできることを考えていきたい。」と述べました。
今回の取り組みを始まりとして今後も、過去の戦争、今の戦争に向き合い、生徒たちと一緒に世界の平和に向けてできることを考えていくことができたらと考えています。