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李太喜
2021.07.20 卒業生の声
高校で最も真剣に取り組んだことはなんですか?
学校行事のいずれも楽しく過ごさせてもらった。でもやはり体育祭や文化祭などクラスで一団となって放課後夜遅くまで取り組んだことは今でも鮮明の覚えている。
学生の頃の夢は何でしたか?
外交官になりたいと思っていた。イグァンノ先生から「小さな外交官」と中学から言われていたことがきっと頭にずっと残っていたのだと思う。けれど大学で哲学を学び、昨年博士号を取った。けれど、今は学問を通して誰かにメッセージを届けようとしているだけで、外交官として人のために何かしたかったあの時の気持ちの根本は変わりないのだと思う。
高校3年間で1番印象に残った行事・イベントはありますか?
もちろんたくさんあるが、ホンユンナム先生に無理を言って勉強合宿を開いてもらったことが懐かしい。ちょうど今やっているドラゴン桜というドラマをみながら、当時をよく思い出す。教員という仕事ののブラックな実体という話をよく聞く今となっては大変なご負担をおかけしたと思うが、ためになり、なによりとても楽しい思い出になったことに感謝している。
高校時代の印象深い先生、恩師はいますか?
全てのソンセンニン。でも、勉強という点に関して挙げるなら、岡島先生(今も元気にされているでしょうか)。放課後、週に数回2時間以上時間をとって私に一から日本史を教えてくれた。今私が大学で教える立場になって、その情熱を同じように注げるように頑張っている。
高校時代に苦労したこと、失敗したエピソードはありますか?
思い返せばあまり出てこない。友人とのコミュニケーションで悩んだことはあったが、数日たてばみんな仲良しの楽しい生活だった。授業も勉強も、相当したはずだけど、ただ楽しかった記憶しかない。まあ苦労したことや、先生を困らせたこともあったかもしれないけど、都合よく忘れてしまったのかもしれない。
高校3年間であなたが得たものはなんですか?
チング。今もなお集まりがあり、集まれば話が盛り上がり、楽しい時間が過ごせるかけがえのない友人です。大学で東京にできて、そこで自分が属するコミュニティーも多くできたが、そんな中でここまで中高時代の友人関係が継続できているのは、あの時の密な時間のお陰だと思っている。
受験勉強に取り組むなかで学校からの支援を受けて変化はありましたか?
東大進学を決めることについて、保健室の丸山先生との他愛ない会話の中で背中を押された記憶がある。受験期も、自分の進路を否定されることなく、まっすぐ突き進むことができた。上にも書いたが、多くの学習面でのサポートも大変ありがたかったし、何より個性豊かな先生と楽しく勉強に取り組めたのが大きい。
先輩から受験生への”熱い”メッセージをお願いします!
何か自分の確固たる目標を持つことが出来た時、建国はそれを一生懸命にサポートしてくれる環境だと思います。まだ目標が無い人も、友達との交流し様々な経験をする中できっと目標も見つかるはずです。今の受験勉強も、将来の自分につながっていくという目線から取り組んでくれればと思います。応援しています。